Apple MusicにLINE Music、定額制音楽サービスで新たに儲かる方法

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定額制になるって事をイメージしてみよう

突然ですが、あなたはホームセンターにいます。

「これから3万円渡すから、好きなものを買って持って帰っていいよ。」と言われた時と、「これからこのホームセンターを2時間君だけのために貸切りました。好きな物を試して遊んでいいよ、持っては帰れないけどね。」と言われた時とで、はたして同じ物を選んで試しているでしょうか?

前者の場合、これからの長い時間を共にするだけの価値のある物を吟味して購入して帰ると思います。本当に前から欲しかった物を再度チェックした上で買って帰る。

それに対して後者の場合は、取り敢えず目に付いた面白そうなものを弄ってみると思います。いや、むしろ普段だったら触らないんだけど、何か目についちゃって気になってしまった物を大して考えもせずに使ってみるんじゃないかなと。

この二つの違いが、通常の買い物と定額制サービスの違いを表しているんだと思います。通常の買い物では持っているお金が最大限の満足になるように努力しますが、定額制だと同じようにお金は出してるんですけどお金を出しているという感覚がマヒしてきて、「この与えられたアイテムを全部好き勝手に使っていいんだ、この空間を楽しんでやろう」という気持ちの方が強くなってくるんだと思うんですよ。

もう一つの例えを追加すると、今、皆さんが持っているスマホがまさに定額制サービスですよね。その中でどんなデータを送受信してもいいよと言われているわけです。その時に一つ一つのデータの送受信を吟味している方いますか?ほぼいないでしょう。意味もなくLINEのスタンプをペコペコ送り、大して興味もない友達の自慢facebookのフィードを眺めながら白目で「いいね!」を適当に押し、取り留めもないことをTwitterで呟く。そこに何の吟味も厳選もありません。惰性だけがあるのみ。

もはや定額制では、一つ一つの楽曲はフォロワーの呟き、友達からのスタンプ、その程度の価値になるわけです。一瞬笑って、はいおしまい。心の端にも残らないけど、また新しく送られてくるものを惰性で聴く。今日のこの通勤通学時間が楽しめた、それで十分。もはやその一曲に共感するなんてことはぐっと減ると思います。

定額制になると聴く音楽が違う

つまり、定額制サービスは、通常の買い物であれば試しもしないような曲を惰性で聴いてみようかなという気にするんですよ。ここが重要。
アーティストの皆さんには辛く厳しい流れかもしれませんが、これはもはや仕方がないんです、あきらめましょう。音楽はアートではなくなります、一般消費物です。なので、一般消費物であると割り切れた者には、新たな成功の道が開かれます。

一般消費物には一般消費物の勝ち方というのがありまして、スナック菓子とか、清涼飲料水とか、ファーストフードやコンビニのメニューとか、そういうのを参考にキーワードを探っていったりすれば結構、これからの時代は音楽家として食っていけるんじゃないかなと思いますよ。

季節限定商品とか、奇をてらった一発物とか、そういうのを音楽でやったら定額制サービスではウケますよ。ユーザーはスナック菓子感覚で友達に紹介しあうわけですから。ちょっと共感が得られればそれでいいんです。それで売れます。

書いてて自分でも音楽の未来が悲しい方向に行くんだという事が分かってしまって嫌になってきました。でも残念ながら、この予想は当たると確信しています。信じるか信じないかはあなた次第です。

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