平成28年秋、紅綬褒章の受章者を全員詳細記事にて紹介します

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11/3、文化の日は秋の叙勲・褒章の発表日

毎年恒例、文化の日は秋の叙勲、褒章の発表の日です。ニュースでは紫綬褒章が取り扱われるのでそちらが有名ですよね。今回はリオオリンピックで金メダルを取った選手たちや、ノーベル賞を取った研究者の方が選ばれていました。

しかし、今回も紅綬褒章はなかなかテレビでやらない上に、内閣府からの発表は相変わらず「人命救助」の一言だけ。それじゃあ何だかわからない・・・。という事で、今回も紅綬褒章に選ばれた人たちの事をまとめていきます。

今回の紅綬褒章の受章者は6名です。

そもそも、褒章って何?紅綬って何?という方はこちらを参考にしてください。

平成27年春の紅綬褒章受章者を全員詳細記事にて紹介します

6名全員、詳細を紹介

群馬 佐藤忠義さん

秋の褒章 県内から15人/群馬

JR両毛線の上大島踏切の手前で車を一時停止させると、警報機の音が鳴ったためそのまま待っていた。すると、反対側から、手押し車を押した女性が踏切内に入ってきた。手押し車の車輪がレールの溝にはまり、女性は前に転んでしまった。動かない。遮断機は完全に閉まってしまった。

 「あ、やばい」。そう思った瞬間、体が動いた。車を降り、非常停止ボタンを押し、遮断機をくぐって線路内へ。レール上に倒れている女性の足を引っ張る。電車の汽笛が聞こえ、顔を上げると、40メートル手前まで迫っていた。必死に引っ張り、踏切の外に出た。その瞬間、甲高いブレーキ音を響かせて電車は緊急停止したが、女性が倒れていた地点を通過していた。

「仕事柄、体が動いたのかな」。東武鉄道に勤めて約30年。2年前まで車掌をしていたが、人身事故に遭遇することもあっただけに、「助けられてうれしい」と喜ぶ。

東京 青木清秀さん 大坪真理さん

東京消防庁<清瀬消防署><お知らせ> – 東京都

平成28年2月16日(火)、住宅火災で建物から逃げ遅れた方を外に助け出した青木清秀さん・眞理さんに対し、東京消防庁消防総監感謝状を贈呈しました。この火災は、平成28年2月3日(水)に市内で発生したものです。市内に住む青木さんは、火災を発見後直ちに駆け付けて建物の中に取り残されていた方を助け出しました。
 青木さんは、人命救助のために煙が充満する中、冷静で適切な判断を行い、見事に救出しました。今回の消防総監感謝状贈呈は、その勇気ある行動を大いに称えるものです。
 青木清秀さんは、「逃げ遅れた方の命が助かって本当によかったです。」と話していました。

神奈川 鈴木丈さん

サーファー親娘が活躍

酒匂川河口の沖合で起きた懸命の救出劇は、海岸で夫のサーフィンを眺めていた妻・賀子(よしこ)さんの悲鳴にも似た叫び声からはじまった。

 賀子さんの呼びかけに気づき、一度海から上がった丈さんが目にした光景は、波打ち際から50m以上離れた沖合で必死に助けを求める子どもの姿だった。7月12日の午後3時半、台風11号の影響で3mを超える高波。「あの日の波は、さすがに怖かった。一人でもやっとの状態で、子どもを救えるのか」と、サーフィン歴11年の経験を持ってしても緊張が走った。

 高波をかき分け、沖へと漕ぎ出した。うねる波に悪戦苦闘しながらも溺れていた11歳の少年を引き上げ、サーフボードに乗せた。「死にたくなかった。助けに来てくれてありがとう」と、絞り出した言葉に優しく対応するも、「まだ助かった訳じゃない。気を張っていこう」と、少年を鼓舞した。

 少年をサーフボードの上に乗せ、片手で懸命に漕ぎながらも、「とにかく足がついたら海岸に向かって走れ」と何度もアドバイス。一番危険な波打ち際では、波間のタイミングを計り、「今だ」といわんばかりに、少年の背を押すと、アドバイス通り、海岸に駆け上がった。その際にサーフボードは真っ二つに。救助の過酷さを物語るが、「本当に無事でよかった」と笑顔を見せた。

奈良 植梶泰司さん

知事表彰 植梶さんを 火災で80代男性を救助/奈良

県によると、今年2月4日午前9時50分ごろ、橿原市曽我町の民家から出火。現場は植梶さんが営む工場の向かいで、高齢男性が住んでいることを知っていた植梶さんは煙が立ちこめる屋内に玄関から進入。脱衣所付近にいた男性を発見し、引っ張って玄関から脱出した。火勢は間もなく激しくなり、家は全焼した。男性は救急搬送され、命に別条はなかったという。

 植梶さんは「一刻を争う状況の中で男性を助けられて良かった」と話した。

沖縄 與儀兼一さん

広報ちゃたん 2016.4(pdf)

北谷町字謝苅に所在するアパートの一室が全焼する火災において、火災の早期発見、迅速な通報及び避難の呼びかけ、傷病者の確保及び救急隊への引き継ぎなど、表彰された三名の協力により火災の拡大や尊い命を救うことができました。

紅綬褒章受章者の詳細一覧
過去の紅綬褒章受章者の詳細一覧を紹介した記事です